映画で見る世界遺産 ② ― 2015年08月14日
『ジュリエットからの手紙』Letters to Juliet <2010年作品> Vol.1
キーワード:共通点をみつける!
街を歩けば、世界遺産に出合える。世界遺産=イタリアの特権!?特権と言えば、ラブストーリーも然り。『ローマの休日』は言うまでもなく、ロミオとジュリエットはあまりにも有名。その物語を生んだヴェローナ。「ヴェローナの市街」は2000年に登録されたイタリア32件目の世界遺産。ちなみに現在(2015年8月時点)イタリアは51件を保有しています。もちろんその数はトップ。
今回取り上げる映画は『ジュリエットからの手紙』
この作品はヴェローナで生まれたmature(熟成)された恋のお話。劇中にこんなセリフがあります。Husbands are like wine. They take a long time to mature. 鑑賞後には納得するかもです^_^; 50年前の恋人を探すという夢のあるストーリーもさることながら、ベストシーズンに撮影された映像は、風景、景色を更に美しく見せてくれます。NYからヴェローナに変わるシーンで移しだされるヴェローナの全景、その直後に主人公ソフィの後ろにそびえるアレーナ(円形闘技場)etc
このアレーナは、せかけん(世界遺産検定)で押さえておきたいポイント。
なぜなら、いくつもの世界遺産に共通してでてくるキーワードを極めることが1級の近道。繋がりが大切とガイダンスで教わったからです。
円形闘技場の共通は…
イタリア「ローマの歴史地区」にあるコロッセオ。1980年登録。
フランス「アルルのローマ遺跡とロマネスク建築」にある円形闘技場。1981年登録。
そして、チュニジアの「エル・ジェムの円形闘技場」1979年登録。これはヴェローナの円形闘技場に次ぐ3番目の規模を誇り、アフリカのコロッセオと呼ばれていた。
どれもこれも古代ローマの繁栄を垣間見られる代物です。
共通点を見つけると、なんだかそれだけで世界が拡がっていくように感じます^_^;
さて、映画の舞台は、ヴェローナからシエナへ移ります。 つづく
キーワード:共通点をみつける!
街を歩けば、世界遺産に出合える。世界遺産=イタリアの特権!?特権と言えば、ラブストーリーも然り。『ローマの休日』は言うまでもなく、ロミオとジュリエットはあまりにも有名。その物語を生んだヴェローナ。「ヴェローナの市街」は2000年に登録されたイタリア32件目の世界遺産。ちなみに現在(2015年8月時点)イタリアは51件を保有しています。もちろんその数はトップ。
今回取り上げる映画は『ジュリエットからの手紙』
この作品はヴェローナで生まれたmature(熟成)された恋のお話。劇中にこんなセリフがあります。Husbands are like wine. They take a long time to mature. 鑑賞後には納得するかもです^_^; 50年前の恋人を探すという夢のあるストーリーもさることながら、ベストシーズンに撮影された映像は、風景、景色を更に美しく見せてくれます。NYからヴェローナに変わるシーンで移しだされるヴェローナの全景、その直後に主人公ソフィの後ろにそびえるアレーナ(円形闘技場)etc
このアレーナは、せかけん(世界遺産検定)で押さえておきたいポイント。
なぜなら、いくつもの世界遺産に共通してでてくるキーワードを極めることが1級の近道。繋がりが大切とガイダンスで教わったからです。
円形闘技場の共通は…
イタリア「ローマの歴史地区」にあるコロッセオ。1980年登録。
フランス「アルルのローマ遺跡とロマネスク建築」にある円形闘技場。1981年登録。
そして、チュニジアの「エル・ジェムの円形闘技場」1979年登録。これはヴェローナの円形闘技場に次ぐ3番目の規模を誇り、アフリカのコロッセオと呼ばれていた。
どれもこれも古代ローマの繁栄を垣間見られる代物です。
共通点を見つけると、なんだかそれだけで世界が拡がっていくように感じます^_^;
さて、映画の舞台は、ヴェローナからシエナへ移ります。 つづく
映画で見る世界遺産① ― 2015年08月11日
『星の旅人たち』The Way <2010年作品>
キーワード:少し視点を変えてみる!
映画の内容とセリフに着目している時は、それで十分に楽しめました。聴き取れるフレーズが少しずつ増え、字幕を見なくても、時々意味が聞き取れる瞬間はこの上ない喜びでした。世界遺産を知るまでは…。昨年10月、ふとした思いつきで始めた、せかけん(世界遺産検定)が映画の見方を変えようとしています。
久しぶりの更新です。再開のタイミングを待っていたら早3ヶ月半が経過しました。本日8月11日は、ラッキースターの木星が乙女座に移動します。昨日までのエネルギッシュな獅子座から細かいところへも機転が利く乙女座へ。世の中の流れも変わっていきそうな予感です^_^;
毎年、夏になると見たくなる映画の一つに、お気入りでも紹介した『星の旅人たち』があります。
夢を果たせなかった息子の思いを父が継いで旅にでる話。以前はこう書いていましたが、今なら″サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼者たちのストーリー″に書き変えたい。そう、この映画は、世界遺産の宝庫です。
It keeps getting better every time I see it. 『パッピーニート おちこぼれ兄弟の小さな奇跡』にでてくるフレーズですが、見るたびは言うまでもなく、知るたび、学ぶたびに、また一つ心が豊かになるのが映画と確信しました(*^_^*)
先日、7月に受けた世界遺産検定1級の結果が届きました。お陰さまでギリギリの点数で合格しました。自己採点では微妙な箇所もありダメだと諦めていたので、このミラクルに大変驚いています。世界遺産をもっと身近に感じてもらうこと、広める使命でもあるのかしら?と前向きに捉え、奇跡を無駄にしないようにと思っています。
不定期な更新ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
『星の旅人たち』の中でチェックしたい世界遺産の数々。
*サンティアゴ・デ・コンポステーラ
スペイン 文化遺産/1985年登録 キリスト教三大巡礼地のひとつ
*サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地
スペイン 文化遺産/1993年登録 「道の遺産」
*フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地
フランス 文化遺産/1998年登録
*ピレネー山脈のペルデュ山
スペイン及びフランス 複合遺産/1997年登録
キーワード:少し視点を変えてみる!
映画の内容とセリフに着目している時は、それで十分に楽しめました。聴き取れるフレーズが少しずつ増え、字幕を見なくても、時々意味が聞き取れる瞬間はこの上ない喜びでした。世界遺産を知るまでは…。昨年10月、ふとした思いつきで始めた、せかけん(世界遺産検定)が映画の見方を変えようとしています。
久しぶりの更新です。再開のタイミングを待っていたら早3ヶ月半が経過しました。本日8月11日は、ラッキースターの木星が乙女座に移動します。昨日までのエネルギッシュな獅子座から細かいところへも機転が利く乙女座へ。世の中の流れも変わっていきそうな予感です^_^;
毎年、夏になると見たくなる映画の一つに、お気入りでも紹介した『星の旅人たち』があります。
夢を果たせなかった息子の思いを父が継いで旅にでる話。以前はこう書いていましたが、今なら″サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼者たちのストーリー″に書き変えたい。そう、この映画は、世界遺産の宝庫です。
It keeps getting better every time I see it. 『パッピーニート おちこぼれ兄弟の小さな奇跡』にでてくるフレーズですが、見るたびは言うまでもなく、知るたび、学ぶたびに、また一つ心が豊かになるのが映画と確信しました(*^_^*)
先日、7月に受けた世界遺産検定1級の結果が届きました。お陰さまでギリギリの点数で合格しました。自己採点では微妙な箇所もありダメだと諦めていたので、このミラクルに大変驚いています。世界遺産をもっと身近に感じてもらうこと、広める使命でもあるのかしら?と前向きに捉え、奇跡を無駄にしないようにと思っています。
不定期な更新ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
『星の旅人たち』の中でチェックしたい世界遺産の数々。
*サンティアゴ・デ・コンポステーラ
スペイン 文化遺産/1985年登録 キリスト教三大巡礼地のひとつ
*サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地
スペイン 文化遺産/1993年登録 「道の遺産」
*フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地
フランス 文化遺産/1998年登録
*ピレネー山脈のペルデュ山
スペイン及びフランス 複合遺産/1997年登録
世界遺産検定 ― 2015年02月11日
ついに迎えた試験日。
ガイダンスと模擬試験のプリントは隅々までチェックし、基礎と日本の遺産は一通り目を通し、自分で決めたルールはほぼ完了。それなのに、試験が近づくにつれ、全てを精読していない〝後悔″にさいなまれました。
〝後悔とはまぼろし″とどこかのくだりで読んだことがありますが、そのまぼろしが、夢の中で襲ってきました。
本試験は60問。ノーマークで記憶にかすりもしない問題もいくつかありましたが、半分以上は、あのプリントに載っていた遺産ばかり。 〝ヤッター!″ 試験中にも関わらず、思わず世界遺産アカデミーに感謝(*^_^*)
こうして短くも気持ちの上では長かった検定の為の日々が終了しました。
認定を頂けたと言え、正直、世界遺産を語れるレベルには全然達していません。ただこうして知らなかった世界をまたひとつ経験できたことに喜びを感じます。
好奇心で開けた扉の先に見えた、摩訶不思議で魅惑な地球上の宝の数々。知れば知るほど愛おしくなる、それが世界遺産の魅力です。
余談ばかりでハウツーものにはほど遠い内容でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。世界遺産の話題はまた夏の終わりに^_^; 完
*写真は『ヴァティカン市国』サン・ピエトロ広場から見た大聖堂。
国全体が世界遺産登録されている唯一の場所。
直前模試 ― 2015年02月07日
目標に向かってまっしぐら…。
たまには一心不乱になって打ち込んでみたいものですが、そうはいきません(-_-)
就職、昇進がかかっているわけではないので、自己コントロールは至難の業。そろそろスパイスが必要。タイミング良く開催された直前模試は救いでした。
本番は60問を60分で解きますが、模試は40問を30分間で回答し、その後30分の解説が付きます。この解説、答え合わせが目的ではないのですよ。本番に模試と同じ問題は出ないですし。講師の説明に耳を傾ける。これがとても重要です。問題を解くのに疲れきって聞き洩らさないように。 回答は後で貰えます。
家に帰ったら回答の不正解の箇所がテキストの何処にあるかを徹底的に探し出し、チェックしておくことをお薦めします。いくつか本試験に出ていました。
そして、何よりも模試の価値は…。自分自身にかけるプレッシャー。ガイダンスに模試も受けて合格できなかったら恥ずかしい。これです。このストレスこそがラストスパートを乗り切る源。そんなストレスは要らない? まぁ、そうは思わずに^_^;
過度なストレスはNGですが、適度なストレスは脳の活性化に繋がりそうです。ガイダンスと模試を受けてどうなりたい? もちろん合格でしょ^_^; つづく
* 写真は『ストーンヘンジ、エイヴベリーの巨石遺跡』のストーンヘンジ。
地中から神殿跡が発見されたそうです。本試験問題にも出てきましたが、模試の解説の時に仕入れた情報です。
フラッシュ!?勉強法 ― 2015年02月03日
受験すると決めたら、あとは勉強するのみ。
となるところですが、まずは計画表。そんな暇があれば一つでも多く覚えたらいいのに。と聴こえてきそうですね。それでもここは大事。分析癖もあるので、たとえ計画表がただの紙切れになったとしても必要なのです^_^;
1ヶ月間にどれだけ勉強の時間を取れるのか。やる気、集中力が毎日続くとは考えにくく、一番のネックは覚えきれるかです。そこで大きな選択。覚えられる数だけに絞ると決めました。基礎と日本の遺産は外せませんが、あとの300件はガイダンスのプリントで扱われた遺産と例題問題で取り上げられていた箇所の遺産のみ。きちんと目を通すのは50件余りに絞り込みました。大胆で無謀です。
しかし、しかしです。ここからが大事。毎日、出来るだけ多くテキストに触れること。暇を見つけてはペラペラめくります。読むと時間が要りますが、めくるだけなら時間はかかりません。目に入ったところだけ脳裏に焼きつける方法です。注意して見る箇所は、登録名、国、カテゴリー、強調された赤字と太字。それをひたすら繰り返します。15~20分あれば1回クリアです。そのうちテキストに″めくり跡″が付き膨張してきます。すると益々めくり易くなります。
*1ページずつ最後まで通して行うのがポイント。注意して見る箇所の全てに拘らない。
慣れないとついつい読みたくなりますが、読みだすと時間がかかります。ざっくり見ます。
イメージング法とでもいいますか、どこで手に入れた裏技?か忘れましたが、大本は七田式のフラッシュカードの応用です。子供と違い記憶力はかなり、いや大幅に低下していますが、なんとなくあそこで見たという感覚はとても大切。試験問題はテーマごとに出題されることが多く、回答はマークシートの四択なので、勘が冴えたら正解率も上がります。
*教材を綺麗に使いたい方、きちんと覚えたい方には不向き。
そしてまたしても他力。利用できるものは活用します^_^; 試験前に行われる直前模擬試験を受けることにしました。 つづく
* 写真 『プラハの歴史地区』 旧市庁舎の天文時計塔とティーンの聖母聖堂
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