著名人で見る世界遺産2015年10月13日

キーワード:自分だけのパワースポット

「インスピレーションが枯渇するたびに、私はガルダイアへの航空券を買う」
これは、建築家ル・コルビュジエの名言。
検定から早くも3ヶ月以上が過ぎ、インスタントで覚えたことは、日に日に薄れていますが、世界遺産大事典に載っている、このセリフだけは頭の片隅にありました。 

あえて意識したことはなかったのですが、時々ふらっと行きたくなる街があります。
かれこれうん十年前、初めて東京の地を踏んだ時、田舎者だった私にとって、すべてが現実とは思えないほどの風景でした。中でも表参道の並木道は衝撃的。その後何かあると、いえいえなくても立ち寄っていました。テンションの下がる歯医者さんも表参道なら通えると選んでいたほど。

先月はあまりにも激動だったので^_^; 先日、ふらっと表参道へ行きました。駅を降りた途端に漂う空気が違う。その日特別何をしたわけでもないのに、満たされた感じがありました。この感覚って、ル・コルビュジエの思いに近いのかな!?
お陰ですっかり充電されて戻ったので、気分はスッキリ!自分だけのパワースポットは大切ですね(*^_^*)

さて、今回の主役は、ル・コルビュジエ(近代建築の三大巨匠のひとり)
上野にある国立西洋美術館本館は、建築家ル・コルビュジエの代表作品。来年こそは、三度目の正直で世界遺産登録を待たれます。時の人として脚光を浴びる日も近そうです。フランスが代表を務め、トランスバウンダリー・サイト(国境を越える遺産)となる模様。込む前に足を運んで予習をしておくといいかも知れません。

* 名言になった 世界文化遺産は「ムザブの谷」アルジェリア 1982年登録 
* 三大巨匠(フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ)

☆ ちなみにル・コルビュジエは、10月生まれの天秤座。センスとバランスの良さを星座から伺えそうです。