ザ・ワーズ 盗まれた人生2014年05月31日

<2012年作品>
今、再びマイブームとなっている映画。

新作“ The words” の朗読会が大きな柱となっていて、その中にまた2つのストーリーが展開します。こう書くとさも複雑なお話のように感じますが、内容は至ってシンプル。簡単に言うと、他人の小説を自らの名で出版したローリーと実際に書いた老人の間で繰り拡げられる心理合戦。小説が物語る小説家の真実を垣間見ることが出来ます。
不思議なもので、この映画を『ミッドナイト・イン・パリ』を学び始めてから観ると、最初に観た印象とかなり変わり理解が深まったように思います。小説、パリ、ヘミングウェイ、真実の物語。2つの映画に共通する事項が次々と登場し、人の心を揺さぶる小説がいかに創られるかを、画面を通して目で確かめたような錯覚にもなります。

『ミットナイト・イン・パリ』の中でヘミングウェイのこんなセリフ.があります。
You’re a writer. You make observations. 君も小説家なら観察(観察して意見)しろ。
No subject is terrible if the story is true. 内容が真実なら題材はなんでもいい。
全く違う映画を観て、感化されるのもなんですが、これこそ醍醐味です^_^;

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