マージン・コール2014年06月29日

(2011年作品)

映画を観る上でのマストとは!

私にとって映画の良し悪しを決める絶対条件は、人物の描き方。占星術を知ってからはより顕著になり、登場人物の、欲を言えば心理描写が手に取るように表現されている作品は上位ランキング入りです。ストーリー、テンポ、景色も重要には違いないのですが^_^;

その条件にぴったりとはまり、見れば見るほど面白くなる作品『マージン・コール』。あろうことか、この作品は劇場でスルーされてしまいました。なんて勿体ない。
ウォール街のとある投資銀行が破たんする日(24時間)を描いた内容です。派手なシーンは全くなく、内容が内容ですから決して明るい話題ではないのですが、心理状態を読むには最高。

私達の知らない水面下では、何が起こっているか分からない世の中。知らない方がよいこともありますが、覗いてみたいのが人の心理。世を牛耳る人々は、一体どんな決断をしているのかが覗けます。

劇中のこのフレーズ
Look at these people, wandering around with absolutely no idea what’s about to happen.
~何が起ころうとしているか、彼らは知る由もない~ 映画の中だけのセリフならよいですね。

『マージン・コール』は、キャストもすごいです。先日話題にした出番は少ないのに主役並みのスタンリー・トゥッチ、鬼才ケビン・スペーシー、お気に入り映画に欠かせないジェレミー・アイアンズ、その他、ポール・ベタニー、サイモン・ベーカー、デミ・ムーアetc
中でも若手の映画のキーを演じたザガリー・クイントの星を拝見したいと思います。
(太陽/双子、月/射手、水星/牡牛、金星/牡羊、火星/牡羊)
この映画で製作も兼ねているのですが、水星が牡牛座ですから、金融のスキャンダルに興味を持つのもなんだか分かるような気がします。詮索好きでもある星回り。映画の中でもしっかり現れています。

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