☆旅と映画とホロスコープ☆2010年12月06日

射手座の新月、*今更ながらブログを始めてみました。えっ…新月だからってなぜ?ですよね。意味不明。1年前ならそう思ったに違いないです。ひょんなきっかけでホロスコープの世界に魅了され、熱心?に研究を重ね、その一部を解明。始めるなら、物事を始めるのに良い時期の新月。ホロスコープで月星座を射手座に持つ私なら、射手座の新月に始めようと待っていたのです。

ところで、一般的に知られている星座は太陽星座のこと。生まれた時に太陽がどの位置にあったかによって決まるもので、その星座の人が持つ本質。では月星座とは?それは、内面、根本的な人格を表すようです。内面とは、感情とでもいいましょうか。素の自分。普段は表に現れにくいけれど、親しい人は知っている自分のこと。

この月星座を知るまでは、自分の太陽星座の特徴と矛盾した性格にホトホト疲れ果て、葛藤していたのですが、今じゃこの性格を楽しむまでに至っています。だって、射手座なのだから、しょうがないでしょ?と言う感じです。そう自分を知ることは、とても大切。自由奔放で新しいもの好き、気が変わり易くて楽観的。理想を追求する旅人?外国人、外国好き。そんな著者がお届けするブログをよろしくお願いします。

このブログのコンセプトは射手座にちなんで、ズバリ好奇心!!ハリウッド、イギリス映画の映画評を中心に、それにまつわる旅、言語、ハリウッドスターのホロスコープを織り込みながら、進めていきたいと思います。気のきいたフレーズなども提供できればと思います。

今回のワンポイント
* Never too late  まだ間に合う
 『最高の人生の見つけ方』 The Bucket list  より

*写真は、昨年旅したアマルフィ、宿泊したLuna Hotel ホロスコープへの興味の原点はここから始まったのでした。

ETM English Through the Movies2010年12月07日

人並みに英語をマスターしたい^_^; そう思い立って早○年…。
未だに放浪中ですが、最も影響力のあった学びの場。それは、映画を使って学ぶサークルETM(映画で学ぶ英会話) 残念ながら通えない所に越してしまった為、今はクラスに参加出来ないのですが、英語まぐまぐの『英会話 使えるこの一言 映画は日常会話常套句の宝庫!』でKateのコラム(映画評)をささやかながら毎月書かせて貰っています。お陰さまで3周年。飽きっぽい私もこれだけは続いています。生意気にも締め切りが過ぎると*ホッとします。

さて、星座でみるとどのタイプが長続きするのでしょう。地の星座の方(牡牛座、乙女座、山羊座)は、コツコツ、じっくりと物事を進めていく傾向があるみたいです。 

ハリウッドスターで地の星座の人と言えば…いました、いました。メリル・ストリープ。彼女の表に見せる顔は、地の星座ではありませんが、月星座は牡牛座。牡牛座の星を持つ方は五感をフルに使い芸術性でも優れている方が多いのですが、それに加えメリルは誰もが認める、努力の人ですよね。芸歴の息の長いことは言うまでもなく、課せられた責任は全うし、難しい役作りも逃げずに立ち向かっていく。そうでなければ、あのアカデミー賞の常連とはなり得ないと思います。

メリルが実在のバイオリン教師を演じた作『ミュージック・オブ・ハート』の中でこんなセリフがありました。「難しいと言う理由で辞めてはダメ」まさに彼女を表しています。あっぱれ、メリル・ストリープ。

ETMでは『プラダ来た悪魔』『マンマ・ミーア』『ジュリー&ジュリア』とメリル・ストリープ主演の映画が数多く教材になっています。同じ人なのに役ごとで声まで違う?比べてみるときっと新たな発見があると思います。

<ワンポイント>
* I’m off the hook. 肩の荷が降りる
『ホリデイ』 The Holiday より

<今日の一枚(2000年撮影)>
メリル・ストリープと言えば『マジソン郡の橋』 
ロケで使われたRoseman Bridge

☆王様の星☆2010年12月11日

2001年、眩しがったヒラリー・スワンク
『ミリオンダラー・ベイビー』で強烈な生きざまを演じたヒラリー・スワンク。演技とは言え、彼女の芯の強さを見せつけられた印象深い一本。生でスターを見ることはほとんどないのですが、少ない経験の中でヒラリー・スワンクは、*恐れ多くて傍にも寄れないほど眩しかったのを覚えています。

ヒラリー・スワンクのプレミアに出くわしたのは、2001年の晩秋。たまたまLAの旅行中、行われていたので会場に出向いた。その前日に行われていた、ブラット・ピットの『スパイ・ゲーム』はあふれん場の人だったのに、ヒラリーの『マリーアントワネットの首飾り』は僅か20人ほど。俳優群を身近にみられるのは言うまでもなく、手を延ばせは握手もサイン、ましてや一緒に写真撮影さえも容易。そんな中、最後に登場したヒラリー。見た瞬間、ゾクゾクした。当日のきらびやかな衣装のせいもあるけれど、光っていた。眩しくて近寄れない。私はオーラなんて見えないし感じないけれど、黄金に光っているとしか例えられない不思議なパワーを感じた。

2005年、彼女は二度目のオスカーを受賞。実在の人物を演じることが多く、とにかく彼女の演技はいつも真剣、眉間にはしわはよってないが、隙がない。新作の『Conviction(原題)』の共演者ジュリエット・ルイスが語っていたが、現場は緊張感があふれていたと言う。頷ける。真面目に取り組まなければ、現場にさえ近寄れないかも知れない。そんな彼女の素は一体どんな感じなのだろう。

星で見ると、彼女の太陽星座は獅子座。そして月は射手座。どちらも火の星座。それだけでも力強いエネルギーを感じるが、獅子はとにかくプライトが高く、自己主張と自己表現は得意技。そこに射手座のチャレンジ精神が加われば、鬼に金棒。やっぱりそうだった。彼女が放つものは、ただものではなかった。

獅子座の有名人と言えば、マドンナにミック・ジャガー。今でも王の座を占めていると言っても過言ではない。ヒラリーに感じた同じもの。星ってやっぱりすごい。

*今回のワンポント
a huge deal 大物
『プラダを着た悪魔』The Devil Wears Prada より

<今日の一枚>
2001年、眩しがったヒラリー・スワンク

海のように深い星座2010年12月18日

サントリーニ島から臨んだエーゲ海
ハリウッドスターのイメージは、どちらかと言うと攻撃的。華やかな世界で生き延びていくには、積極性は欠かせない要素であると容易に想像できます。そんな中、見た目も演技もどこか穏やかに見える俳優さんがいます。ハッとする華はないけれど、彼が出ている作品のいくつかを見てみると、大物女優を相手に、ふんわりと溶け込んでいて、またそこに癒しと救いを垣間見ることが出来ます。その人物とは、アーロン・エッカート。例えば『エリン・ブロコビッチ』でジュリア・ロバーツと共演し、ジュリア演じるエリンの子供たちと馴染んで、母親代わりに面倒を見てくれる上、心も体もボロボロのエリンを優しく援助。『幸せのレシピ』では、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ演じるケイトの頑なまでに閉ざしてしまった心をほぐし、更に母親を亡くした姪っ子のゾーイにも救いの手を。また『わすれた恋のはじめかた』では、癒し系カリスマを演じ、大切な人を失い、悲しみを背負い、行き場を無くした人々に救いを。どれをとっても、エッカートが演じる自然な演技には心を打たれます。

その謎を解いてくれたのは、これまた星。彼の太陽星座はズバリ魚座。魚座は、ご存じのように12星座の最後の星で、精神と最も結びついている星座と言えるそうです。共感能力に長けていて、慈愛の心を持っている特徴もあります。なるほど、*エッカートが見せる顔はここから来ていたのかと納得したのでした。魚座は水のエレメントを持ち、柔軟星座。感情豊かで思いやりがあり、適応能力も抜群。なるほどですね。

『わすれた恋のはじめかた』の中でこんなセリフがありました。
~人生の岐路に立ったとき覚えておくこと。終わりは始まりに過ぎない~
また Happiness is a state of mind. とも。幸せは心の在り方。アーロン・エッカートの
ナレーションだと特に響くように感じます。

*今回のワンポイント
Such a lovely surprise. とても素敵な驚き
『イン・ハー・シューズ』In Her Shoes より

<今回の一枚>
魚座と言えば、真っ青な海を連想します 
サントリーニ島から臨んだエーゲ海