マイ・インターン2015年11月03日

The Intern 2015

経験の先に見えるもの

キーワード:だてに年を取らない?!

出来れば乗りたくないけれど、乗らなきゃいけない時があります。
先日、12年ぶり2度目の救急車にお世話になりました。2回とも付き添いです。
最初は、苦しんでいる家族を目の前に後先考えず、とにかく電話。電話口で、自分でも何を言っているのかわからない状態。当然ながら、その後のことはパニックでほとんど記憶にありません。

今回は、呼ぶ前にすべて整え、向かい入れる体制。3名の救急隊員は、病状を確認し、酸素マスクをつけ、血圧を測り応急手当てをする係。搬送先の病院を探しコンタクトを取り交渉する係、付き添いに質問し諸手続き、病状の経緯を確認する係。短時間にテキパキと対応。喘息の発作で呼吸困難の病人を前に、手際の良さにただただ感心する私。ちょっと冷酷すぎる? でも、これには過去の経験があるから。

前置きが長くなりましたが、先日『マイ・インターン』を観ました。
ロバート・デ・ニーロ演じるベンは、社内の誰よりも長い人生と、その間に培った多くの経験があります。なので、大抵のことなら察しがつきます。ある時は俯瞰し、ある時は寄り添い、そしてある時は言葉に乗せてさりげなくサポート。見事な対応は、見るものを魅了させます。
ベンを見ていると年を重ねるもの悪くないと思います。見習うべき場面が満載です。
だけど、それには、慌てず、焦らずの精神が必要かな(^^)/ 素敵な“Seniors in life” を目指して!