植物に学ぶ ①2016年06月02日

キーワード:メンテナンスは怠れない(^^)/

4月~5月、冬眠から覚めた、というより準備が整った春の植物たちは次々と花を咲かせます。雑草は特に勢いが止まりません。 お約束の庭仕事が始まり、担当の草むしり、花柄摘み、水やりにせっせと勤しんでいました。右掌が痛い! 耐えられないほどではなかったけれど、念のため病院へ行くと、なんと腱鞘炎。 我が家のメイン庭師も春先から腱鞘炎。園芸素人の二人。6年前に植えすぎた木々が伸びすぎて、枝を切ったせいなのか?

毎日見ているとあまりわからないのですが、昔の写真を見るとびっくりします。確実に成長しています。植物たちは水がほしいとも栄養が足りないとも言わないし、虫たちには無償の愛。食われても抵抗せず、常に受け身なのです。そんな姿を見るとメンテナンスしたくなります。手入れすると素直に答え、精一杯の花や実をつけてくれるのです。とても健気。

あっ。メンテナンスと言えば英語‼ ほったらかしにしていたら大変なことになっていました。こちらは成長どころか後退しています。英語に関しては、Those were the days. な気分。

気を取り直して、今日の写真はジューン・ベリー。
桜の時期辺りに白い花をつけ、今の季節に赤い実をつけ始めます。この実は鳥たちの格好のえさ。
赤くなると庭で雀の合唱が始まり、実は食べ尽くされ、種と皮が地面に残ります。人と同じで美味しいところしか食べないのです(^_-)-☆

* メンテナンスというよりケアするが正しいかな(^^)/

植物に学ぶ ②2016年06月05日

キーワード:変化を受け入れる

ハリウッド俳優の名前は覚えられるのに、植物の名前は何度聞いても忘れてしまう。
かつて週2~3回のペースで通っていた映画館。今では月2~3回どころか、3ヵ月に2~3回。すっかり生活が変わりました。往生際が悪く今の状況を認めるまでに7年近くかかってしまいました。 映画は天職‼ などと勘違いしていた日々。映像翻訳、シナリオ、映画ライターと講座のジプシーし、サークルには遠距離で参加。あの頃は若かった(^^)/

渡辺和子さんの 「置かれた場所で咲きなさい」Bloom where God has planted you.
ここにきてやっと腑に落ちた思いです。

花々は何度か場所が定まるまで植え替えることはあっても、一度植えた木はめったに移動することはありません。木が勝手に動くってことはもちろんないですしね。
植えられた場所でしっかり根付いて、花を咲かせてくれます。

今日の一枚は、ヤマボウシ。アメリカへ渡った桜と交換に日本へ来たハナミズキとよく似ていますが、ヤマボウシは国産もの。害虫に強いので手入れがしやすい。お陰で元気に育っています。花弁が十字架に見え、神聖な感じがしませんか?見られているようで、気が引き締まる思いです(^^)/

植物に学ぶ ③2016年06月12日

キーワード: 共存する

虫は苦手。できることなら視界に入れたくないのが正直なところ。
でも、植物を育てることは、虫たちから逃れられないのです。蝶や蜂(ミツバチ)はまだいいとしても、蟻、ダンゴ虫、毛虫、その他大勢。年月が経てども決して慣れることありません。ただ、一つ変わったのは、真っ向から拒絶しなくなったこと。嫌だと思うとそこにフォーカスされ、まるで虫が襲ってくるような錯覚まで。ならば過剰に反応しないで、俯瞰する。ただそこにいるなと思うだけに気持ちを少しずつ切り替えてみました。 虫たちは虫たちの世界。こちらはこちら。
Live and let live. な感じ。(虫にも使えるかな?) お互いの領域を侵さない。これは人間関係円満の秘訣でもありますね。まさか虫から学ぶとは…。

さて、今日の主役は、ブラックベリー。女子が特に好きなスィーツには欠かせないアイテム。虫たちも大好き。まだ花の時期は大丈夫なのですが、実をつけ始めると、虫たちとの争奪戦が始まります(^^)/ 共存するのは何かと大変です。