ザ・バッド ― 2014年09月01日
The Maiden Heist (2008年作品)
今日から9月。日がだんだんと短くなり、秋の夜長。芸術の秋ですね。
美術館へ足繁く通うほどではないですが、美術館巡りは旅の楽しみの一つ。
もちろん名画に関する映画も見逃せません。
『ザ・バッド』ちょっと押さえておきたい作品です。
ボストンのある美術館の絵画と彫刻がコペンハーゲンの美術館へ移動。長年、愛して止まない作品に寄り添ってきた監視員と警備員は愕然。考えた抜いた末にそれらを盗み出すと言うコメディ。クリストファー・ウォーケン、モーガン・フリーマン、ウィリアム・H・メイシーの名優が演じています。先ごろ読んだ、原田マハさんの「楽園のカンヴァス」に
″コレクター以上に、もっと名画に向き合い続けた人もいるな。誰かって? 美術館の監視員だよ″とのくだりが出てきますが、『ザ・バット』の主人公らはぴったり当てはまります。劇中に “We’ve stood in front of the real pieces for months! Years!” と。
この作品を見ると、本物が分かるのは一番近くで見続けた人達なのだと思わせてくれます。
「楽園のカンヴァス」で、″永遠に生きる″と言うフレーズに出会います。そういう目で絵画を見たことがなかったのでドキッとしました。名画のモデルはカンヴァスの中で永遠に生き続ける。これを踏まえて鑑賞すると、もっと深く味わえそうですね(*^_^*)
今日から9月。日がだんだんと短くなり、秋の夜長。芸術の秋ですね。
美術館へ足繁く通うほどではないですが、美術館巡りは旅の楽しみの一つ。
もちろん名画に関する映画も見逃せません。
『ザ・バッド』ちょっと押さえておきたい作品です。
ボストンのある美術館の絵画と彫刻がコペンハーゲンの美術館へ移動。長年、愛して止まない作品に寄り添ってきた監視員と警備員は愕然。考えた抜いた末にそれらを盗み出すと言うコメディ。クリストファー・ウォーケン、モーガン・フリーマン、ウィリアム・H・メイシーの名優が演じています。先ごろ読んだ、原田マハさんの「楽園のカンヴァス」に
″コレクター以上に、もっと名画に向き合い続けた人もいるな。誰かって? 美術館の監視員だよ″とのくだりが出てきますが、『ザ・バット』の主人公らはぴったり当てはまります。劇中に “We’ve stood in front of the real pieces for months! Years!” と。
この作品を見ると、本物が分かるのは一番近くで見続けた人達なのだと思わせてくれます。
「楽園のカンヴァス」で、″永遠に生きる″と言うフレーズに出会います。そういう目で絵画を見たことがなかったのでドキッとしました。名画のモデルはカンヴァスの中で永遠に生き続ける。これを踏まえて鑑賞すると、もっと深く味わえそうですね(*^_^*)
レインメーカー ― 2014年09月07日
The Rainmaker (1997年作品)
先日『プロミスト・ランド』を観たら、なぜか急に若きマット・デイモンの法廷映画『レインメーカー』が観たくなりました。
イマドキあり得ない大きな携帯。肌艶がよくスラリとしたマット・デイモン。時の流れを感じつつも、改めて良い映画だなと確信しました。彼は正義が本当によく似合います。
レインメーカーrainmakerの意味を劇中から復習しておくと
The bucks are gonna be falling from the sky. 空からお金が降ってくる。つまり雨が降るかのごとく稼ぐこと。判事の変更と共に風向きが変わり有利になった時に使っています。
☆さて、今回のスターは、『プロミスト・ランド』の共演者であり、脚本の共同執筆者であるジョン・クラシンスキー。彼は、プライベートでは『プラダを着た悪魔』で第一秘書役エミリーを演じたエミリー・ブラント(魚×蟹)のご主人。パーソナル星座は(太陽/天秤、月/天秤、水星/蠍、金星/蠍、火星/獅子)天秤×天秤とくれば、清く正しく美しくの生き方を目指す理想主義。アイビーリーグのひとつであるブラウン大学出身。『プロミスト・ランド』で、同じく天秤座のマット・デイモン(天秤×山羊)と手がけた作品への意欲も頷けます。
先日『プロミスト・ランド』を観たら、なぜか急に若きマット・デイモンの法廷映画『レインメーカー』が観たくなりました。
イマドキあり得ない大きな携帯。肌艶がよくスラリとしたマット・デイモン。時の流れを感じつつも、改めて良い映画だなと確信しました。彼は正義が本当によく似合います。
レインメーカーrainmakerの意味を劇中から復習しておくと
The bucks are gonna be falling from the sky. 空からお金が降ってくる。つまり雨が降るかのごとく稼ぐこと。判事の変更と共に風向きが変わり有利になった時に使っています。
☆さて、今回のスターは、『プロミスト・ランド』の共演者であり、脚本の共同執筆者であるジョン・クラシンスキー。彼は、プライベートでは『プラダを着た悪魔』で第一秘書役エミリーを演じたエミリー・ブラント(魚×蟹)のご主人。パーソナル星座は(太陽/天秤、月/天秤、水星/蠍、金星/蠍、火星/獅子)天秤×天秤とくれば、清く正しく美しくの生き方を目指す理想主義。アイビーリーグのひとつであるブラウン大学出身。『プロミスト・ランド』で、同じく天秤座のマット・デイモン(天秤×山羊)と手がけた作品への意欲も頷けます。
リスボンに誘われて ― 2014年09月07日
Night Train to Lisbon (2012作品)
本は一気に読みたい派or 時間をかけてゆっくり味わいたい派?
どちらかと言えば一気に読んでしまいたいタイプ。
『恋人たちの予感』(メグ・ライアンの代表作の一つ)でビリー・クリスタルが演じるハリーではないですが、万が一のために結末を知っておきたい衝動にかられる時があり、ルール違反と知りながら最後をあらかじめ読んでしまうこともあります^_^;
だけど、そうはしたくない本に出合いました。
それは久しぶりに都内へ映画を観に行った時のこと。『リスボンに誘われて』の予告編を見た途端、すっかり心を奪われてしまいました。肝心の本編よりも頭を占領してしまい、上映後、気がついたら本屋に直行していました。その場で即、原作″リスボンへの夜行列車″を購入。(的に向かって一心不乱。この行動非常に射手座的!?)
ふと我に返り、いささか衝動買いだったかなと思いきや、哲学書に匹敵するかのような内容は、じっくりゆっくり主人公と共に進みたい代物です。ハマっています。
公開まであと1週間。読み終えたいけれど、終わってしまうのが勿体ない。
果たして映画はどのように描かれているのでしょうか(*^_^*)
本は一気に読みたい派or 時間をかけてゆっくり味わいたい派?
どちらかと言えば一気に読んでしまいたいタイプ。
『恋人たちの予感』(メグ・ライアンの代表作の一つ)でビリー・クリスタルが演じるハリーではないですが、万が一のために結末を知っておきたい衝動にかられる時があり、ルール違反と知りながら最後をあらかじめ読んでしまうこともあります^_^;
だけど、そうはしたくない本に出合いました。
それは久しぶりに都内へ映画を観に行った時のこと。『リスボンに誘われて』の予告編を見た途端、すっかり心を奪われてしまいました。肝心の本編よりも頭を占領してしまい、上映後、気がついたら本屋に直行していました。その場で即、原作″リスボンへの夜行列車″を購入。(的に向かって一心不乱。この行動非常に射手座的!?)
ふと我に返り、いささか衝動買いだったかなと思いきや、哲学書に匹敵するかのような内容は、じっくりゆっくり主人公と共に進みたい代物です。ハマっています。
公開まであと1週間。読み終えたいけれど、終わってしまうのが勿体ない。
果たして映画はどのように描かれているのでしょうか(*^_^*)
『リスボンに誘われて』② ― 2014年09月17日
Night Train to Lisbon (2012作品)
″リスボンへの夜行列車″を読破したので、早速『リスボンに誘われて』を鑑賞しました。
まずは、素晴らしい脚色にホッと。ある意味で最初と最後が全く違う話になり良かったかな^_^;
実は、原作から構成されるストーリーがまるで想像できなかったのです。そして、あの日、衝動的に購入した本に感謝。多分、原作本を読んでいなかったら映画を殆ど理解できなかったかもしれない。(直感は信じた方が上手くいくって本当ですね^_^;)
映画は、命を助けた女性が持っていた本に挟まれていた切符がキーになります。思わず飛び乗ったリスボン行きの夜行列車。列車の中で読むアマデウが書いた数々の言葉に引き込まれたライムント(主人公/ジェレミー・アイアンズ)は、著者に会いに行きます。そこで知り得た事実と絡み合う人間模様。欲望、信頼、忠誠心などなど、人間の複雑な思いが描かれており、尚且つ、現在と過去が入り乱れ、一瞬たりとも目が離せない展開になっています。
選ばなかった人生が、ふと手にした本で目覚める。そしてそれは、人生の再スタートへも通じる。なんとも深く、凡人には哲学者(著者パスカル・メルシエ)の真意は理解できませんが、人生を考える術を与えてくれました。
″想像力は我らの最後の聖域だ″と原作と字幕に出てきます。聖域が今ひとつピンとこなかったのですが、英語は、″Imagination is our last refuge. ″と。 refuge を最後の頼みの綱(手段)と訳せば分かり易い!? とにかく、想像力をフル回転させないと読みこなせない本であり映画でもありました^_^;
*写真はサンフランシスコ。映画のシーンで何度も、サンフランシスコみたいと思ったのでした。リスボン(ポルトガル)にも行ってみたい(*^_^*)
″リスボンへの夜行列車″を読破したので、早速『リスボンに誘われて』を鑑賞しました。
まずは、素晴らしい脚色にホッと。ある意味で最初と最後が全く違う話になり良かったかな^_^;
実は、原作から構成されるストーリーがまるで想像できなかったのです。そして、あの日、衝動的に購入した本に感謝。多分、原作本を読んでいなかったら映画を殆ど理解できなかったかもしれない。(直感は信じた方が上手くいくって本当ですね^_^;)
映画は、命を助けた女性が持っていた本に挟まれていた切符がキーになります。思わず飛び乗ったリスボン行きの夜行列車。列車の中で読むアマデウが書いた数々の言葉に引き込まれたライムント(主人公/ジェレミー・アイアンズ)は、著者に会いに行きます。そこで知り得た事実と絡み合う人間模様。欲望、信頼、忠誠心などなど、人間の複雑な思いが描かれており、尚且つ、現在と過去が入り乱れ、一瞬たりとも目が離せない展開になっています。
選ばなかった人生が、ふと手にした本で目覚める。そしてそれは、人生の再スタートへも通じる。なんとも深く、凡人には哲学者(著者パスカル・メルシエ)の真意は理解できませんが、人生を考える術を与えてくれました。
″想像力は我らの最後の聖域だ″と原作と字幕に出てきます。聖域が今ひとつピンとこなかったのですが、英語は、″Imagination is our last refuge. ″と。 refuge を最後の頼みの綱(手段)と訳せば分かり易い!? とにかく、想像力をフル回転させないと読みこなせない本であり映画でもありました^_^;
*写真はサンフランシスコ。映画のシーンで何度も、サンフランシスコみたいと思ったのでした。リスボン(ポルトガル)にも行ってみたい(*^_^*)
アバウト・タイム ― 2014年09月28日
About Time (2013作品)
ありのままでいい。そのままでいい。(今年はあちこちから聴こえてきますね)
頭では分かっているけれど落し込めず。でもついにその時(about time)が来ました^_^;
『アバウト・タイム 愛おしい時間について』を鑑賞。目から鱗が落ちるってこのこと!! ありのままの意味がやっと腑に落ちました^_^;
人生を変えたい。違う人生があったかもしれない。でもどんな能力を(過去へタイムトラベル)使っても変えられないことだってあるのです。
だったら今を大切に生きるしかない(*^_^*)この映画は、優しくユーモア満点に諭してくれます。心がほっこりする作品です。
~As if it was the full final day of my ordinary life.~(劇中より)
いつも最後の日だと思って生きたら、きっと全てが愛おしくなりますね。
ありのままでいい。そのままでいい。(今年はあちこちから聴こえてきますね)
頭では分かっているけれど落し込めず。でもついにその時(about time)が来ました^_^;
『アバウト・タイム 愛おしい時間について』を鑑賞。目から鱗が落ちるってこのこと!! ありのままの意味がやっと腑に落ちました^_^;
人生を変えたい。違う人生があったかもしれない。でもどんな能力を(過去へタイムトラベル)使っても変えられないことだってあるのです。
だったら今を大切に生きるしかない(*^_^*)この映画は、優しくユーモア満点に諭してくれます。心がほっこりする作品です。
~As if it was the full final day of my ordinary life.~(劇中より)
いつも最後の日だと思って生きたら、きっと全てが愛おしくなりますね。
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