ビック・ミラクル2013年01月08日

イルカ
*クジラはまだ肉眼でみたことがないので、今日の一枚は水族館で撮ったイルカ。

奇跡は起こるものではなく起こすもの!?

『だれもがクジラを愛している』原題『Big Miracle』を鑑賞しました。
これは、1988年10月、日本がバブル経済に沸いている頃、アラスカで起きたクジラ救出を描いた本当の話。なぜ奇跡なのか?それは、地元住民をはじめ、報道陣、自然環境保護活動家、石油採掘会社、州兵部隊、政府、ソ連まで(この時冷戦中)巻き込み、皆が一丸となって助けたから。

アラスカの氷海に漂流し身動きが取れなくなったクジラの親子。地元のレポーターが偶然見つけたところから始まります。氷が埋め尽くされてしまう前に、海に放してあげないと命が危ない!ネットのない時代、報道から徐々に広まっていく過程。一昔前が蘇ります。

クジラを助けたい皆の思いはそれぞれ。私利私欲に走る人も大勢。その辺りもリアルに描かれていて、ハートウォーミングながらもシビア。劇中のアラスカは時に氷点下50℃にもなりますが、心はほんのり温まります。

まだまだ寒い冬、実話を通して人の温かさに触れてみませんか? ネットとは違う人と人との繋がりは今となると新鮮です(*^_^*)

*参考までに
 あのゴードン・ゲッコーの名も出て来ます。時代を読めますね^_^;