ターニングポイント ― 2014年05月29日

映画を字幕なしで観たい!これが英語を学ぶきっかけとなり、夢(目標)となって日々のモチベーションに繋がっています。幸いにもその目標は大きすぎて終わりが見えません。
見えないゆえに何をやっても続かないと嘆く私も続いています。夢はやっぱり大きい方が良い!?
ところが今年3月、思いもよらない出来事に直面し、いつ期限切れになるか分からない恐怖を味わいました。突然の耳の痛み。点々と医者をハシゴしても原因は分からず、とりあえず痛みだけは治まって今にいたります。いつまた発作が起こる、いや起きないかも知れないのですが、耳が聴こえなくなってしまったら、夢どころか映画を観ることだって困難になってしまいます。身体をいたわるのはもちろんのこと、日々鑑賞できることに感謝し、今聴こえてくるフレーズにもっと向き合おうと決めました。
今まで当たり前と思って何気に使ってきた五感。記憶。悲しいかな、それはいつしか失われてしまうものでもあるのです。記憶から記録へ残すことの大切さも感じています。
かけがえのない映画、記憶から記録へ。
細々と日々の映画を綴っていこうと思います。
よろしくお願いします。
見えないゆえに何をやっても続かないと嘆く私も続いています。夢はやっぱり大きい方が良い!?
ところが今年3月、思いもよらない出来事に直面し、いつ期限切れになるか分からない恐怖を味わいました。突然の耳の痛み。点々と医者をハシゴしても原因は分からず、とりあえず痛みだけは治まって今にいたります。いつまた発作が起こる、いや起きないかも知れないのですが、耳が聴こえなくなってしまったら、夢どころか映画を観ることだって困難になってしまいます。身体をいたわるのはもちろんのこと、日々鑑賞できることに感謝し、今聴こえてくるフレーズにもっと向き合おうと決めました。
今まで当たり前と思って何気に使ってきた五感。記憶。悲しいかな、それはいつしか失われてしまうものでもあるのです。記憶から記録へ残すことの大切さも感じています。
かけがえのない映画、記憶から記録へ。
細々と日々の映画を綴っていこうと思います。
よろしくお願いします。
LIFE! ― 2014年05月30日

<2014年作品>
今年今のところ劇場で鑑賞した映画の中でもっとも心を動かされた一本。
大ヒット中の『アナと雪の女王』のように劇的ではないものの、『LIFE!』の主人公ウォルターが自分の殻を解き放してゆくさまは、観る側を魅了させてくれます。ウォルターの仕事は、ネガ処理という地味な仕事。けれど、それは雑誌のカバー(表紙)になる、いわゆる会社の看板を担っているわけで最も重要。廃刊が決まり、最終号を飾る最後の仕事だと言うのに、肝心の表紙のネガが見当たらない。写真家ショーンにネガの行方を問う為に、ショーンを探す旅に出るウォルター。
To see the world この映画のテーマとも重なる社訓。広大な景色をみていると、目先の出来ごとに一喜一憂している自分がとてもちっぽけに見えてきます。アイスランド、グリーンランド、パキスタンに行く機会はそうそうないと思うので、疑似体験できるのも魅力。
教訓にしたいフレーズが散りばめられていますが、最も惹かれたのはこれ
“Beautiful things don’t ask for attention.”
こつこつと誠実に自分に与えられた仕事をこなした人に贈られる言葉かもしれません。
アピールしなくても行いを観てくれている人は必ずいる。そう私は取りました^_^;
今年今のところ劇場で鑑賞した映画の中でもっとも心を動かされた一本。
大ヒット中の『アナと雪の女王』のように劇的ではないものの、『LIFE!』の主人公ウォルターが自分の殻を解き放してゆくさまは、観る側を魅了させてくれます。ウォルターの仕事は、ネガ処理という地味な仕事。けれど、それは雑誌のカバー(表紙)になる、いわゆる会社の看板を担っているわけで最も重要。廃刊が決まり、最終号を飾る最後の仕事だと言うのに、肝心の表紙のネガが見当たらない。写真家ショーンにネガの行方を問う為に、ショーンを探す旅に出るウォルター。
To see the world この映画のテーマとも重なる社訓。広大な景色をみていると、目先の出来ごとに一喜一憂している自分がとてもちっぽけに見えてきます。アイスランド、グリーンランド、パキスタンに行く機会はそうそうないと思うので、疑似体験できるのも魅力。
教訓にしたいフレーズが散りばめられていますが、最も惹かれたのはこれ
“Beautiful things don’t ask for attention.”
こつこつと誠実に自分に与えられた仕事をこなした人に贈られる言葉かもしれません。
アピールしなくても行いを観てくれている人は必ずいる。そう私は取りました^_^;
ザ・ワーズ 盗まれた人生 ― 2014年05月31日

<2012年作品>
今、再びマイブームとなっている映画。
新作“ The words” の朗読会が大きな柱となっていて、その中にまた2つのストーリーが展開します。こう書くとさも複雑なお話のように感じますが、内容は至ってシンプル。簡単に言うと、他人の小説を自らの名で出版したローリーと実際に書いた老人の間で繰り拡げられる心理合戦。小説が物語る小説家の真実を垣間見ることが出来ます。
不思議なもので、この映画を『ミッドナイト・イン・パリ』を学び始めてから観ると、最初に観た印象とかなり変わり理解が深まったように思います。小説、パリ、ヘミングウェイ、真実の物語。2つの映画に共通する事項が次々と登場し、人の心を揺さぶる小説がいかに創られるかを、画面を通して目で確かめたような錯覚にもなります。
『ミットナイト・イン・パリ』の中でヘミングウェイのこんなセリフ.があります。
You’re a writer. You make observations. 君も小説家なら観察(観察して意見)しろ。
No subject is terrible if the story is true. 内容が真実なら題材はなんでもいい。
全く違う映画を観て、感化されるのもなんですが、これこそ醍醐味です^_^;
今、再びマイブームとなっている映画。
新作“ The words” の朗読会が大きな柱となっていて、その中にまた2つのストーリーが展開します。こう書くとさも複雑なお話のように感じますが、内容は至ってシンプル。簡単に言うと、他人の小説を自らの名で出版したローリーと実際に書いた老人の間で繰り拡げられる心理合戦。小説が物語る小説家の真実を垣間見ることが出来ます。
不思議なもので、この映画を『ミッドナイト・イン・パリ』を学び始めてから観ると、最初に観た印象とかなり変わり理解が深まったように思います。小説、パリ、ヘミングウェイ、真実の物語。2つの映画に共通する事項が次々と登場し、人の心を揺さぶる小説がいかに創られるかを、画面を通して目で確かめたような錯覚にもなります。
『ミットナイト・イン・パリ』の中でヘミングウェイのこんなセリフ.があります。
You’re a writer. You make observations. 君も小説家なら観察(観察して意見)しろ。
No subject is terrible if the story is true. 内容が真実なら題材はなんでもいい。
全く違う映画を観て、感化されるのもなんですが、これこそ醍醐味です^_^;
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