LIFE!2014年05月30日

<2014年作品>
今年今のところ劇場で鑑賞した映画の中でもっとも心を動かされた一本。

大ヒット中の『アナと雪の女王』のように劇的ではないものの、『LIFE!』の主人公ウォルターが自分の殻を解き放してゆくさまは、観る側を魅了させてくれます。ウォルターの仕事は、ネガ処理という地味な仕事。けれど、それは雑誌のカバー(表紙)になる、いわゆる会社の看板を担っているわけで最も重要。廃刊が決まり、最終号を飾る最後の仕事だと言うのに、肝心の表紙のネガが見当たらない。写真家ショーンにネガの行方を問う為に、ショーンを探す旅に出るウォルター。
To see the world この映画のテーマとも重なる社訓。広大な景色をみていると、目先の出来ごとに一喜一憂している自分がとてもちっぽけに見えてきます。アイスランド、グリーンランド、パキスタンに行く機会はそうそうないと思うので、疑似体験できるのも魅力。

教訓にしたいフレーズが散りばめられていますが、最も惹かれたのはこれ
“Beautiful things don’t ask for attention.”
こつこつと誠実に自分に与えられた仕事をこなした人に贈られる言葉かもしれません。
アピールしなくても行いを観てくれている人は必ずいる。そう私は取りました^_^;

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